事例紹介

人材確保助成金テレワークコースの活用事例

2024年9月18日

人材確保助成金テレワークコースの活用事例をご紹介します。

 

≪人材確保助成金テレワークコース(機器等導入助成)とは≫

企業がテレワークの導入や実施を支援するために設けられています。この助成金の目的は、テレワークの環境を整備し、企業が新たな働き方を導入する際の負担を軽減することです。

 

具体的には、以下のような内容が支援の対象となります。

1. テレワーク環境の整備: テレワークに必要な設備やソフトウェアの導入費用や、それに関連する運営コストの一部を助成します。
 例えば、パソコンや通信機器、セキュリティ対策などが含まれます。
2.テレワークの導入・運用の支援: テレワークの導入にあたり、企業のコンサルティング費用や研修費用などが助成されることがあります。
 これには、社員へのテレワークの使い方や管理方法に関する研修なども含まれる場合があります。
3.人材の確保と育成: テレワークを導入することで、新たに必要となる人材の採用や既存社員のスキルアップにかかる費用も支援されることがあります。

 

≪人材確保助成金テレワークコース(機器等導入助成)受給額≫

支給額は以下のとおりです。

1企業あたり、支給対象となる経費の50% ※以下のいずれかの低い方の金額を上限とします。
・1企業当たり100万円
・テレワーク実施対象労働者1人あたり20万円
・テレワーク実施対象労働者1人あたり20万円

 

ご相談の経緯

中小企業の労務顧問をしているお客様から、テレワークを導入するにあたり、テレワークを実施する上での社員研修、就業規則改訂、そして助成金申請のご依頼をいただきました。

 

チェスナットの取組

ご相談いただいたお客様に対して、まずは以下のようなメリット・デメリットを説明しています。

 

【メリット】

①クラウドを用いたコミュニケーションツール、ペーパレス化ツールの促進が可能。
就業規則、労働環境を整え、魅力的な職場づくりを推進できる。
テレワーク導入により遠方の優秀な人材の確保につなげることができる。

【デメリット】

テレワーク実施計画後のテレワーク実施回数変更は原則不可。
テレワーク新規導入の場合、就業規則の作成・改訂が必須
勤怠管理だけではなく、チャットツールで始業・終業の把握が必要

 

チェスナットでは、社員の働き方をヒアリングした上で、就業規則を作成・改訂します。助成金の支給申請日までに、取組の実施(機器購入の場合は納品)方法をサポートし、確実に受給ができるように準備を進めます。

 

ご相談いただいた結果

申請が受理され、半年以上の審査の結果、助成金受給決定通知がお客様に送付され、受給金額が振り込まれました。

お客様からは、労働環境を改善しつつ、かつ助成金が受給できるとのことで、大変喜んでいただけました

また、これまで受給されたお客様は、助成金を受給し、更に労働環境を改善し、社員一人一人が労働生産性を意識した働き方が進んでいるように感じています。

 

チェスナットでは、厚生労働省の「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」に沿った労働者に対する研修も行っております。労働環境の改善は事業の発展につながります。ご興味を持たれましたら、ぜひチェスナットにご相談ください。