事例紹介

給与計算受託による業務改善事例

2024年4月22日

【給与計算受託による業務改善事例】

 

給与計算を受託したことによる業務改善についての事例をご紹介します。

 

 

■ご相談の経緯

グループ内に、複数法人があるこちらの事業所様は、これまで自社内で給与計算を行っており、担当者のご退職を機に給与計算のご相談がありました。

お悩みとしては、給与計算にミスが散見され、かつ各社担当者の残業が多く見られ、生産性がよくないとのことでした。

チェスナットでは、給与計算を受託するタイミングで、業務改善についてご提案をしました。

 

 

  • チェスナットの取り組み

各社における就業規則においては、大きな違いがない規定でしたが、各社担当者がバラバラに給与集計(勤怠、変更情報)を行っており、フォーマットについても統一されておりませんでした。

チェスナットでは、まずは各社担当者の情報共有が大事と考え、毎月担当者を集め、30分のWEBミーティング開催を提案しました。

 

毎月、共有する情報は次の通りです。

 

1 今月の入社・退社の確認

2 今月のデータの締切の確認

3 今月あった各社従業員さんからの労務相談内容の共有

(社労士も参加するため、その場で相談内容に回答)

4各社フォーマットの統一化提案。フォーマットの改善を持ち寄り、検討・反映を決定

 

  • 導入メリット

① WEBミーティングの開催により、各社担当者間における情報共有を行うとともに、チェスナット担当ともタイムリーな情報共有が可能になりました。

② 毎月の入退社者、給与集計データの提出締切日を双方確認することにより、保険証の発行がスムーズになるとともに、給与ミスが減り従業員様の定着、満足度が高まりました。

③ 各社の労務相談に、社労士がその場で回答するため、各社統一した従業員対応ができ、従業員様に対する安心感の醸造につながりました。

④ 各社の給与集計フォーマットを統一化することにより、勤怠・経費・給与情報の提出がスムーズになり、残業時間も減少、生産性が向上しました。加えて、チェスナットでの給与計算時の修正作業が減り、チェスナット内においても生産性が向上しました。

 

 

■導入後

チェスナットにご依頼頂き、WEBミーティングによる業務改善を行った結果、給与ミスが減り、事業所様の生産性向上につながりました。加えて、毎月のWEBミーティングを通じ、気脈を通じた各社担当者の皆さんで社内情報共有を円滑に行う習慣がつき、毎月のWEBミーティングで検討、改善を重ねることができています。

一番は、従業員様の定着、満足度、笑顔に寄与している、とのお言葉を頂くことが社労士冥利につきます。

 

チェスナットでは、給与計算や社会保険手続きなどのサポートも行っております。

ご興味を持たれましたら、ぜひチェスナットにご相談ください。