事例紹介

事業再構築補助金の支援事例

2023年12月20日

チェスナット税理士法人は認定経営革新支援機関として、事業再構築補助金や経営力向上計画の申請サポートを行っています。今回は事業再構築補助金の支援事例をご紹介します。

 

※事業再構築補助金とは、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援する補助金です。

 

  • お問合せの経緯

今回ご紹介するのは、飲食店を経営している個人事業主の方からのお問合せです。

飲食店を順調に経営されていた方でしたが、コロナ禍の影響で飲食店を常時営業することが困難になったため、新しい事業を検討されていました。検討されていた新しい事業はオンラインの料理教室、お惣菜の販売業という2つの取組でした。オンライン設備の導入、お総菜販売用の店舗スペースを確保するため改装費用が必要になり、事業再構築補助金を検討した経緯でチェスナットにご相談をいただきました。

しかし、補助金の申請期日まで10日余りでのご相談でしたので、スケジュールの問題が気がかりでした。

 

  • チェスナットの取組

今回は事前に事業計画書を作成いただいていたため、その確認作業から始めました。

事業計画書の記載項目に不備が無いか、新しい事業内容をどのような取組か、補助金の申請要件を満たしているかなど確認を進めていき、即日で記載内容のフィードバックを行いました。

併せて、一番早い日時で面談日を設定し、その他の事前準備の項目をご連絡させていただきました。

面談では、新しい事業の取組内容を確認していきました。見込収益、予算、資金調達、事業スケジュールについてお聞かせいただき、事業計画書へ記載する内容を詰めていきました。

また、今回のお客様は事業計画書のうち収益計画に不安があったようです。収益計画は、「収益予測、取得する資産の減価償却費、付加価値率の算出」などで会計の知識が必要となりますので、チェスナットで実績数値をもとにした収益計画の作成、減価償却費と付加価値率の算出をサポートさせていただきました。

面談後は、修正した事業計画書およびその他の提出書類をチェスナットにお送りいただき、申請書類の最終確認を行いました。ここでは事業計画書にご面談でお話しした項目が追記されているか、誤字脱字などが無いかを確認しました。

 

  • ご相談いただいた結果

今回はお客様のご協力もあり、申請期日までに補助金の申請手続きを行うことができました。

さらに補助金の採択をいただくことができ、お客様も無事に新しい事業に取組むことができることを大変喜んでおられました。

 

チェスナットでは通常ご依頼いただいている業務以外に、補助金等のサポート業務を行っております。お悩みになられている申請業務などがございましたら、ぜひご相談くださいませ。