事例紹介

在宅勤務におけるメンタルヘルス(休職を防ぐ)事例

2023年5月25日

最近の働き方は「出社&在宅勤務」がスタンダード

コロナ感染拡大も落ち着き、最近、ご相談が多いのが、在宅勤務における社員さんのメンタルヘルスについて。
出社も増えてきてはいますが、在宅勤務も定着しつつある今日この頃。顧問先の人事担当者から、急に社員さんから休職の申出があった、というご相談が多く見受けられます。コロナ以前、出社が主流だった頃は、ちょっとした行動異変を上司・周囲が感じることができた、ということでしょうか。

休職を防ぐ上司の日頃の対応(上司の神対応!?)

在宅勤務の場合でも、上司が「どうした?〇〇について、私に教えてくれないか。」と言って、声をかけ、一緒に解決できるとよいですね。(「私に教えてくれないか。」は、ミス等の背景・理由をやんわり聴くときによい言葉です!)
この一声が、相談できるきっかけとなり、休職までに至らずに済むことがあります。
Web朝会・終会を日々行うことで、ちょっとしたSOS行動を発見することができます。

在宅勤務における社員さんのSOS行動は、次の通りです。

  • 日々の業務にミスが多い
  • チャット・メールへの返信タイミングがこれまでと異なる(遅い・早い)
  • 反応が鈍い
  • いつもと異なる行動が見られる

在宅勤務におけるメンタル疾患は、業務だけが原因ではないこともあり、家族、友人関係など取り巻く環境は、人それぞれ。上司は、積極的に部下とwebツールでコミュニケーションをとることが大事です。
社員の健康は、事業成果に直結すると言っても過言ではないですね。
人事制度、就業規則だけでは解決できない、上司・同僚を含め、互いの話を聞き合える環境・雰囲気があると、発見も解決も早いと思います!