お役立ち情報 

第173回:「税理士」について

2022年6月15日

皆さま、こんにちは。

3月決算の申告業務がようやく落ち着き、少しだけゆっくり出来るかなと思っている今日このごろです。

6月は残業をしないで帰りたいと思います!

 

さて、突然ですが皆さまは「税理士」についてどのくらいご存知ですか?

今回は少しでも私たちを身近に感じてほしいと思い、ざっくりとご説明します。

 
【税理士の仕事】
税理士の仕事で代表的なものは、納税者に代わって所得税や法人税などの税金を計算して申告書を作成し提出する事です。その他にも様々な仕事をしているのでいくつかご紹介します。

 

(仕事の例示)

  1. 税務代理
  2. 税務相談から税務書類の作成
  3. 会計ソフト導入支援から記帳代行・給与計算など経理業務全般の代行
  4. 月次決算・月次コンサルティングから年次決算・申告書の作成まで
  5. 収益向上のための経営アドバイスから資金調達支援(サポ-ト)
  6. 事業承継対策から相続対策
  7. 税務調査対応  など

 

日々の経理業務から経営相談、そして税務に関する事まで、皆さまが生活する上で心強いパ-トナ-と言えます。

 
【「税理士事務所」「会計事務所」「税理士法人」の違い】
開業する時の名称について少しご説明します。

 

皆さまがよく見かけるのは「○○税理士事務所」「○○会計事務所」そして「○○税理士法人」だと思います。

これらの違いをご存知ですか??

 

税理士法で、

『税理士が設ける事務所の正式名称は「○○税理士事務所」と称する』

と決まっているのですが、それでもあえて名称に会計事務所を使うのは何故でしょう?

明確な理由はわかりませんが、「正式名称」と「俗称」の違いだけなので、

「税金以外の仕事も行っています」というアピ-ルをしているのではではないかとも言われています。

 

「○○税理士法人」は、「組織形態」の違いです。個人事業主の場合は、税理士1人でも開業できますが、法人の場合は、税理士が2人以上いないと設立出来ません。

 

「名称」や「組織形態」は、開業する税理士の判断で決まります。

 
【税理士と公認会計士の違い】
税理士の仕事を「税金を計算する事」とした場合、公認会計士の仕事は「会社が作る決算書類を第三者の立場から監査する事」と言えます。

公認会計士が監査した決算書類にもとづいて、税理士が税金を計算していると考えると両社は密接に繋がって仕事をしていると言えると思います。

 

監査が義務付けられているのは上場企業や大会社です。個人事業主から中小企業を主なお客様としている税理士の方が公認会計士よりも皆さまにとって身近な存在であると言えるでしょう。

 

皆さまの中には、税理士にお願いするのは少しハードルが高いと感じてる人が多いのではないでしょうか。

 

そんなことはありません!

 

税理士は、納税者の皆さまに寄り添ってこそ、というより寄り添わないと出来ない仕事です。

興味のある方、話だけでも聞いてみたい方、ぜひチェスナットにご連絡ください!

★お問い合わせはこちらから