2025年9月19日
少しでも見やすく、資金繰表確認の時間を削減するため資金繰りシステムを導入されたA社様の事例を紹介させていただきます。
■ご相談内容
ネットバンキングの情報と紐づけ可能な資金繰りシステムを導入するため、データ移行及び今後の運用、資金繰り管理を手伝っていただけないか?とご相談いただきました。
■チェスナットの取り組み
まず今回導入決めた経緯についてお伺いしました。
【導入経緯】
・多数の銀行口座を保有しており、銀行毎にExcelの資金繰表を作成し管理しているが会社全体の資金繰り状況をひと目で把握しづらい
・銀行毎にExcelを更新する必要があり、どうしても作成に時間がかかってしまうことや作成後、メールにて資金繰表を共有しているため、リアルタイムな資金繰り状況を把握しづらい
上記のような現状を改善するべく、各銀行のネットバンキングの情報と紐づけ可能な資金繰りシステムを導入し、資金繰り管理をリアルタイムに且つ簡略化したいとのご意向でした。
【チェスナットの実際の対応】
まずは導入前に資金繰りシステムの概要について聞き取り、A社様側でご対応いただく業務、チェスナット側で対応する業務を整理しました。
・ネットバンキング情報との連携
・売上見込額の反映
※毎月の売上見込額についてはよりリアルタイムな情報が反映できるよう、営業社員とも連携がとりやすいA社様にて行っていただくようにしました。
・すでに運用していたExcel作成の資金繰表からのデータ移行
・支出予定額の反映
※チェスナットにて振込業務を代行しており、各経費の振込期日等も管理しているため チェスナットにて対応することにしました。
↓具体的には・・・
・支払予定額の細分化(固定費と変動費を振り分け)+ 更新作業
新システムの固定費の繰り返し入力機能を活用し、毎月手動での更新作業を軽減、変動費についても凡その平均額を仮で入力しておき、請求書受領、確認後正しい金額にて更新しています。
固定費と変動費を資金繰りシステム上でも可視化したことで、経費内訳が把握しやすくなったとのお声もいただきました。
■ご相談いただいた結果
これまで銀行毎に管理していたExcelの資金繰表から一括管理できる資金繰りシステムに移行したことで、資金繰表作成時間が軽減され、会社全体の最新の資金繰り状況を一目で把握しやすくなりました。
日々の業務においても、各銀行間の資金移動額検討にも役立っております。
このように、チェスナットではシステムの導入時の移行作業やその後の運用もお手伝いさせていただいております。
お客様のご状況やご要望にあわせて対応いたしますので、経理財務業務にお困りの場合はぜひお気軽にご相談ください。