2025年5月21日
■ご相談の経緯
今までグループ会社3社それぞれ,毎月の会計報告に必要な資料として、合計残高試算表・月次損益計算書を作成しご報告していましたが、グループ3社の合算した損益を確認したいというご相談をいただきました。
■改善前の月次報告の流れ
各社の収支を会計ソフトで入力後、合計残高試算表・月次損益計算書・部門損益計算書を作成し、月々の状況をご報告していましたが、3社の合計損益は、各社の資料を足し合わせて確認する必要があるため、タイムリーな把握が困難でした。
■チェスナットの取組
各社の決算月や部門及び科目名が異なり、会計ソフト上で合算ファイルの作成ができなかったため、それぞれのcsvデータを利用して3社合算の損益計算書をExcelにて作成いたしました。
① 各社の損益計算書をcsvデータにて出力する。
② 3社合算用のExcelを用意する。
③ ①で出力したデータを各社ごとのシートに張り付ける。
④ 3社合算用の試算表に自動的に数字が反映されるようにする。
【図1】3社合算の損益計算書
■ご相談いただいた結果
お客様からは、グループ3社の合算した損益が見えるようになり視覚的にもわかりやすく会社の経営状況の把握がスピーディになったと喜んでいただけました。また、こちらの資料を作成することにより、お客様への報告がスムーズにできるようになりました。
このような細かなことでも、お客様の状況やご希望にあった業務改善のご提案をいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。