2023年7月3日
インボイス制度についての相談件数が増加
弊社が行う顧問契約サービスには、定期的に行う面談以外にも電話やメールでの様々なご相談対応が含まれています。
その中でもこの一年で一番多いご相談内容は、やはり消費税インボイス制度についてです。
昨年はインボイス制度そのものについてでしたり、登録申請手続についてのご相談が多かったのですが、令和５年度に入ってからは、適格請求書の作成方法についてのご相談が増えてまいりました。
適格請求書作成のご相談対応
適格請求書作成についてのご相談をされるお客様には、まず適格請求書の概要をお伝えしてから、一度ご自身で適格請求書を作成して頂き、それを添削する形でご対応しています。
こちらで一から作成するのではなく、まずご自身で一度取りかかって頂くことにより、制度をより理解できますし、お客様のご希望に沿った形で適格請求書を作成できます。
弊社のお客様には多種多様な業種の方がおり、単純に適格請求書の様式をお伝えするだけで済む、ということはまずありません。
旅行業のお客様からの相談
例えば旅行業のお客様で、請求内訳に数多くの取引項目があり、税込・税抜の表記が混在しているケースがありました。
適格請求書では税込・税抜表記を統一しなければ正しい消費税を計算できないことをお伝えし、税込もしくは税抜どちらの統一表記が社内の経理負担を軽くするか検討いたしました。
さらに、消費税額計算の端数処理は一つの適格請求書につき税率ごとに１回だけと定められているので、Excel上の数式を修正し、適格請求書の要件を満たしたものを作成いたしました。
きちんと商流をお伺いして、適格請求書の要件を満たすことを目指しつつ、できるだけお客様の意向に沿ったものを一緒に作り上げていきます。
このように常にお客様とのコミュニケーションを取りながら「一番の相談役」として日々業務に励んでおります。
オンラインセミナーを開催、YouTubeに動画をアップ
先日、2023年6月13日に弊社主催でオンラインセミナーを開催し、その内容がまさに「適格請求書の作成について」でした。
多くの方にご参加頂きまして、改めてインボイス制度への関心の高さを実感したところです。
インボイスに関するセミナーは昨年と今回で2回実施しており、その時に流した研修動画をYouTubeにアップしています。
インボイス制度について詳しく知りたい方はぜひご視聴ください！
また、今後開催するオンラインセミナーにもご参加頂けるとうれしいです。
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